アクアリウムでエビを飼いたいけれど、どの種類を選べばいいか迷っていませんか?エビは観賞価値が高いだけでなく、コケ取りや水槽の掃除役としても活躍してくれる優秀な生体です。この記事では、初心者でも飼いやすい定番種から上級者向けの希少種まで、全20種類のエビを目的別に徹底解説します。あなたの水槽環境や飼育目的に合った最適なエビが必ず見つかります。
【結論】初心者におすすめのアクアリウム向けエビTOP5

アクアリウムを始めたばかりの初心者には、飼育難易度が低く、環境適応力の高いエビがおすすめです。
ここでは特に飼いやすく、入手しやすい5種類のエビを厳選してご紹介します。
これらのエビは価格も手頃で、失敗のリスクが低いため、初めてのエビ飼育に最適です。
ミナミヌマエビ|コスパ最強・繁殖も簡単な定番種
ミナミヌマエビは、初心者に最もおすすめできるエビです。
1匹あたり20〜50円程度と非常に安価で入手でき、飼育難易度も低いため失敗が少ないのが特徴です。

体長は約2〜3cmで、透明感のある体に茶色や緑色の模様が入ります。
適応水温は15〜28℃と幅広く、水質の変化にも強いため、初心者でも安心して飼育できます。
コケや残餌を食べてくれるため、水槽の掃除役としても活躍します。
また、淡水で簡単に繁殖するため、繁殖の楽しみも味わえます。
繁殖させたい場合は、水草を多めに配置して稚エビの隠れ家を作ってあげましょう。
参考:ミナミヌマエビの飼い方|餌・水質・繁殖方法など飼育の基本を解説
ヤマトヌマエビ|コケ取り能力No.1の働き者
ヤマトヌマエビは、コケ取り能力が非常に高く、実用性を重視する方に最適なエビです。
体長は約3〜5cmとミナミヌマエビよりも大型で、1匹あたり50〜100円程度で購入できます。
特に糸状のコケや斑点状のコケを好んで食べるため、コケに悩む水槽には欠かせない存在です。
適応水温は20〜28℃で、水質にも比較的強く、初心者でも飼育しやすいです。
ただし、繁殖には汽水環境が必要なため、淡水水槽では繁殖させることができません。
増えすぎる心配がないため、個体数を管理しやすいのもメリットです。
性格は温厚ですが、食欲旺盛で活発に動き回るため、観察していても飽きません。
レッドチェリーシュリンプ|鮮やかな赤が水槽に映える
レッドチェリーシュリンプは、鮮やかな赤色の体色が美しく、観賞用として人気の高いエビです。

体長は約2〜3cmで、1匹あたり100〜300円程度で購入できます。
特に赤色が濃い個体は「レッドファイアー」とも呼ばれ、水草水槽に映える美しさがあります。
適応水温は18〜28℃で、pH6.5〜7.5の弱酸性〜中性の水質を好みます。
飼育難易度は低く、繁殖も容易なため、初心者でも増やす楽しみを味わえます。
繁殖させる際は、稚エビが吸い込まれないようにスポンジフィルターを使用するとよいでしょう。
色揚げ効果のある餌を与えることで、より鮮やかな赤色を維持できます。
参考:レッドチェリーシュリンプの飼育方法!初心者向け丈夫な赤いエビ
アルジーライムシュリンプ|黒髭苔対策の救世主
アルジーライムシュリンプは、厄介な黒髭苔を食べてくれる貴重なエビです。
多くのエビが黒髭苔を敬遠する中、このエビは積極的に黒髭苔を食べるため、黒髭苔に悩む水槽に最適です。
体長は約2〜3cmで、黄緑色の体色が特徴的です。
1匹あたり150〜300円程度で購入でき、飼育難易度も比較的低いです。
適応水温は20〜28℃で、水質にもある程度適応できます。
ただし、入手難易度がやや高く、専門店やオンラインショップでの購入が中心となります。
黒髭苔対策としては、水槽の大きさに応じて5〜10匹程度導入することで効果が期待できます。
ルリーシュリンプ|透明感と赤のコントラストが美しい
ルリーシュリンプは、透明な体に赤い頭部と尾部が入る独特の美しさを持つエビです。
チェリーレッドシュリンプの改良品種で、体の中央部分が透明になっているのが最大の特徴です。
体長は約2〜3cmで、1匹あたり200〜400円程度で購入できます。
適応水温は20〜26℃で、pH6.5〜7.5の弱酸性〜中性の水質を好みます。
飼育難易度は低く、レッドチェリーシュリンプと同様に繁殖も容易です。
透明感のある体色は、水草水槽との相性が抜群で、観賞価値が非常に高いです。
繁殖させる場合、稚エビは透明度が高く、親エビと同様の美しい模様を受け継ぎます。
参考:エビ飼育の第一歩・水槽の選び方<Shrimp Style #1>
アクアリウムで飼えるエビの種類を目的別に紹介【全20種】

エビを選ぶ際は、飼育目的を明確にすることが重要です。
コケ取りを重視するのか、観賞用として楽しむのか、繁殖を目指すのかによって最適な種類が異なります。
ここでは、目的別に全20種類のエビを分類してご紹介します。
コケ取り・掃除役として優秀なエビ5種
水槽のコケ取りや掃除を目的とする場合、食欲旺盛で活発に動くエビが適しています。
1. ヤマトヌマエビ
コケ取り能力が最も高く、糸状コケや斑点状コケを効率的に除去します。
体長3〜5cmと大型で、1匹で小型エビ数匹分の働きをします。
2. ミナミヌマエビ
小型ながらコケや残餌をよく食べ、価格も安いため大量導入しやすいです。
繁殖も容易なため、長期的なコケ対策に適しています。
3. アルジーライムシュリンプ
黒髭苔を食べる貴重なエビで、他のエビでは対応できないコケ問題を解決します。
4. ヒメヌマエビ
体長約1.5〜2cmの小型種で、小さな水槽でも活躍します。
コケ取り能力はやや控えめですが、狭い場所にも入り込んで掃除してくれます。
5. ロックシュリンプ
岩や流木に付着したコケを好んで食べます。
やや大型で、体長は約4〜6cmに成長します。
観賞用として人気のカラフルなエビ7種
観賞価値を重視する場合、鮮やかな体色や独特の模様を持つエビがおすすめです。
1. レッドチェリーシュリンプ
鮮やかな赤色が水草水槽に映え、飼育も容易で初心者にも人気です。
2. イエローチェリーシュリンプ
明るい黄色の体色が特徴で、水槽に華やかさを添えます。
飼育難易度はレッドチェリーシュリンプと同等です。
3. ベルベットブルーシュリンプ
深みのある青色の体色が非常に美しく、高級感のある水槽演出が可能です。
価格は1匹あたり300〜600円程度とやや高めです。
4. ルリーシュリンプ
透明な体に赤い頭部と尾部が入り、独特の美しさがあります。
5. オレンジサクラシュリンプ
鮮やかなオレンジ色が特徴で、水槽に明るい印象を与えます。
6. ブルージェリーシュリンプ
透明感のある青色が美しく、ルリーシュリンプとはまた違った魅力があります。
7. レッドビーシュリンプ
赤と白の縞模様が特徴的で、シュリンプ愛好家の間で非常に人気が高いです。
グレードによって価格が大きく異なり、高グレード個体は1匹数千円することもあります。
参考:淡水のエビを飼育してみよう|美しくてカラフルなオススメ7種を
繁殖を楽しみたい人向けのエビ4種
繁殖を目的とする場合、淡水で繁殖可能な種類を選ぶことが重要です。
1. ミナミヌマエビ
淡水で容易に繁殖し、稚エビの生存率も高いため、初心者でも繁殖を楽しめます。
水草を多めに配置することで、稚エビの隠れ家を確保できます。
2. レッドチェリーシュリンプ
繁殖が非常に容易で、適切な環境であれば次々と繁殖します。
稚エビは親エビと同様の赤色を持つため、繁殖の楽しみも大きいです。
3. ルリーシュリンプ
チェリーシュリンプ系の改良品種で、繁殖難易度は低いです。
稚エビは透明度が高く、成長とともに美しい模様が現れます。
4. スノーボールシュリンプ
白色の体色が美しく、繁殖も比較的容易です。
稚エビは小さく透明ですが、成長とともに白色が濃くなります。
参考:水槽飼育可能なシュリンプの種類!難易度や飼育方法も詳しく
上級者向け・希少種のエビ4種
飼育経験を積んだ上級者向けに、希少種や飼育難易度の高いエビをご紹介します。
1. シャドーシュリンプ
黒色を基調とした美しい体色が特徴で、レッドビーシュリンプの改良品種です。
飼育難易度は高く、水質管理が非常に重要です。
価格は1匹1,000〜10,000円以上と高額で、グレードによって大きく変動します。
2. ターコイズシュリンプ
ターコイズブルーの美しい体色が特徴で、非常に希少な品種です。
飼育難易度は高く、水温や水質の管理が厳密に必要です。
3. ピントシュリンプ
レッドビーシュリンプとクリスタルレッドシュリンプの交配種で、独特の模様が魅力です。
飼育難易度は高く、繁殖にも経験が必要です。
4. スラウェシシュリンプ
インドネシア・スラウェシ島原産の希少種で、独特の生態が特徴です。
飼育には特殊な水質環境が必要で、上級者向けです。
参考:初心者向け|アクアリウムで人気のエビ5選!特徴と飼育方法
エビ20種類の飼育データ比較表【水温・難易度・価格帯】

エビを選ぶ際は、飼育条件を客観的なデータで比較することが重要です。
ここでは、20種類のエビの飼育データを一覧表とマトリクスで整理します。
水温・pH・飼育難易度の一覧表
以下の表は、各エビの基本的な飼育条件と難易度をまとめたものです。
| 種類 | 適応水温 | 適応pH | 飼育難易度 | 繁殖 |
|---|---|---|---|---|
| ミナミヌマエビ | 15〜28℃ | 6.5〜7.5 | 易 | 淡水可 |
| ヤマトヌマエビ | 20〜28℃ | 6.5〜7.5 | 易 | 汽水必要 |
| レッドチェリーシュリンプ | 18〜28℃ | 6.5〜7.5 | 易 | 淡水可 |
| アルジーライムシュリンプ | 20〜28℃ | 6.5〜7.5 | 易〜中 | 淡水可 |
| ルリーシュリンプ | 20〜26℃ | 6.5〜7.5 | 易 | 淡水可 |
| ヒメヌマエビ | 20〜28℃ | 6.5〜7.5 | 易 | 淡水可 |
| ロックシュリンプ | 22〜28℃ | 6.5〜7.5 | 中 | 汽水必要 |
| イエローチェリーシュリンプ | 18〜28℃ | 6.5〜7.5 | 易 | 淡水可 |
| ベルベットブルーシュリンプ | 20〜26℃ | 6.5〜7.5 | 中 | 淡水可 |
| オレンジサクラシュリンプ | 18〜28℃ | 6.5〜7.5 | 易 | 淡水可 |
| ブルージェリーシュリンプ | 20〜26℃ | 6.5〜7.5 | 易〜中 | 淡水可 |
| レッドビーシュリンプ | 20〜25℃ | 6.0〜6.8 | 中〜難 | 淡水可 |
| スノーボールシュリンプ | 20〜26℃ | 6.5〜7.5 | 易 | 淡水可 |
| シャドーシュリンプ | 20〜24℃ | 6.0〜6.5 | 難 | 淡水可 |
| ターコイズシュリンプ | 22〜26℃ | 6.5〜7.5 | 難 | 淡水可 |
| ピントシュリンプ | 20〜24℃ | 6.0〜6.8 | 難 | 淡水可 |
| スラウェシシュリンプ | 26〜30℃ | 7.5〜8.5 | 難 | 淡水可 |
| ピノキオシュリンプ | 22〜28℃ | 6.5〜7.5 | 中 | 淡水可 |
| クラウドシュリンプ | 20〜25℃ | 6.0〜6.8 | 中〜難 | 淡水可 |
| グリーンシュリンプ | 20〜26℃ | 6.5〜7.5 | 易〜中 | 淡水可 |
この表を参考に、自分の水槽環境に合ったエビを選びましょう。
特に初心者の方は、飼育難易度が『易』の種類から始めることをおすすめします。
価格帯×難易度マトリクスで自分に合うエビを見つける
予算とスキルレベルから最適なエビを選ぶために、価格帯と難易度のマトリクスをご紹介します。
【低価格×易】初心者におすすめ
ミナミヌマエビ(20〜50円)、ヤマトヌマエビ(50〜100円)、レッドチェリーシュリンプ(100〜300円)
これらは価格が安く、飼育も簡単なため、初めてのエビ飼育に最適です。
【中価格×易〜中】観賞価値重視
ルリーシュリンプ(200〜400円)、イエローチェリーシュリンプ(150〜300円)、ベルベットブルーシュリンプ(300〜600円)
観賞価値が高く、飼育もそれほど難しくないため、水槽を彩りたい方におすすめです。
【中〜高価格×中〜難】経験者向け
レッドビーシュリンプ(500〜数千円)、ピノキオシュリンプ(500〜1,000円)、クラウドシュリンプ(1,000〜3,000円)
飼育にはある程度の経験が必要ですが、美しさや希少性が高く、挑戦しがいがあります。
【高価格×難】上級者向け
シャドーシュリンプ(1,000〜10,000円以上)、ターコイズシュリンプ(2,000〜5,000円)、スラウェシシュリンプ(1,000〜3,000円)
水質管理が厳格で、飼育難易度が非常に高いため、十分な経験を積んでから挑戦しましょう。
自分の予算とスキルレベルに合わせて、無理のないエビ選びを心がけてください。
失敗しないエビの選び方|5つのチェックポイント

エビを選ぶ際には、複数の観点から慎重に判断することが重要です。
ここでは、失敗しないための5つのチェックポイントを詳しく解説します。
飼育難易度は自分のレベルに合っているか
エビの飼育難易度は種類によって大きく異なります。
初心者の方は、まず『易』レベルのエビから始めることを強くおすすめします。
ミナミヌマエビやヤマトヌマエビは環境適応力が高く、水質の変化にも比較的強いため、失敗が少ないです。
一方、レッドビーシュリンプやシャドーシュリンプは水質管理が厳格で、わずかな水質変化でも死んでしまうことがあります。
特に、pH6.0〜6.8の弱酸性水質を維持する必要がある種類は、ソイルの選定や定期的な水質測定が欠かせません。
自分のアクアリウム経験を正直に評価し、無理のない種類を選びましょう。
水槽サイズとエビの適正数を確認する
水槽のサイズによって、飼育できるエビの数には上限があります。
30cm水槽(約12リットル)の場合、ミナミヌマエビなら10〜20匹程度が適正です。
60cm水槽(約60リットル)の場合、ミナミヌマエビなら50〜100匹程度まで飼育可能です。
ヤマトヌマエビのような大型種は、30cm水槽で5〜10匹、60cm水槽で20〜30匹が目安です。
過密飼育は水質悪化の原因となり、エビの健康を害するため、適正数を守ることが重要です。
また、繁殖する種類の場合、増えた後の個体数も考慮して最初の導入数を決めましょう。
参考:アクアリウムでエビ初心者が安心して始める飼育方法と種類
混泳させる魚との相性をチェックする
エビは小型で動きが緩やかなため、大型の魚や肉食性の強い魚との混泳には注意が必要です。
混泳に適した魚:小型のメダカ、グッピー、ネオンテトラ、オトシンクルスなど温和な種類
これらの魚は口が小さく、エビを襲う心配がほとんどありません。
混泳に不向きな魚:ベタ、エンゼルフィッシュ、ディスカス、大型のシクリッドなど
これらの魚はエビを餌として認識し、捕食してしまう可能性が高いです。
また、稚エビは特に狙われやすいため、繁殖を目指す場合は混泳相手を慎重に選びましょう。
水草を多めに配置することで、エビの隠れ家を確保でき、混泳の成功率が高まります。
繁殖させたいか・増えすぎを防ぎたいか
エビを選ぶ際は、繁殖に対する考え方も重要なポイントです。
繁殖を楽しみたい場合
ミナミヌマエビ、レッドチェリーシュリンプ、ルリーシュリンプなど淡水で繁殖可能な種類を選びましょう。
これらは特別な環境を用意しなくても、水槽内で自然に繁殖します。
繁殖を促進するには、水草を多めに配置し、稚エビの隠れ家を確保することが重要です。
増えすぎを防ぎたい場合
ヤマトヌマエビは淡水では繁殖しないため、個体数管理が容易です。
コケ取り目的で大量に導入しても、増えすぎる心配がありません。
また、繁殖する種類でも、混泳相手を工夫することで稚エビの生存率を下げることができます。
予算と継続コストを把握しておく
エビの飼育には、初期費用だけでなく継続的なコストも発生します。
初期費用
エビ本体の購入費用は、ミナミヌマエビなら10匹で200〜500円程度と非常に安価です。
一方、レッドビーシュリンプの高グレード個体は1匹で数千円することもあります。
水槽、フィルター、水草、ソイルなどの設備費用も考慮しましょう。
継続コスト
餌代は月100〜300円程度と比較的安価ですが、専用のシュリンプフードを使用する場合はやや高くなります。
電気代(フィルター、照明、ヒーター)は月200〜500円程度が目安です。
水質調整剤やソイルの交換(1〜2年ごと)も必要になることがあります。
予算に余裕を持って飼育を始めることで、長期的に楽しめます。
エビを購入するときの注意点3つ

エビを購入する際には、健康な個体を選び、適切な方法で水槽に導入することが重要です。
ここでは、購入時の3つの重要な注意点を解説します。
健康な個体の見分け方
健康なエビを選ぶことは、飼育成功の第一歩です。
良い個体の特徴
体色が鮮やかで、透明感がある個体は健康状態が良好です。
活発に動き回り、餌を探す行動が見られる個体を選びましょう。
触角がピンと立っており、脚がしっかりしている個体は健康です。
避けるべき個体の特徴
体色が白っぽくなっている、または黒ずんでいる個体は病気の可能性があります。
動きが鈍く、水槽の底でじっとしている個体は避けましょう。
脚が欠けている、触角が折れている個体は弱っている可能性が高いです。
購入前に、水槽内の他のエビの様子も観察し、全体的に健康な状態か確認しましょう。
通販vs実店舗|購入先の選び方
エビの購入先には、実店舗と通販の2つの選択肢があります。
実店舗のメリット
実際に個体を目で見て選べるため、健康状態を確認しやすいです。
店員に飼育方法や相性について直接質問できます。
購入後すぐに持ち帰れるため、輸送ストレスが少ないです。
通販のメリット
品揃えが豊富で、希少種も入手しやすいです。
価格が実店舗より安いことが多く、まとめ買いでさらにお得になります。
自宅まで配送してくれるため、遠方の専門店からも購入できます。
通販の注意点
配送中のストレスや温度変化により、到着時に弱っている場合があります。
死着保証がある販売店を選び、到着後すぐに状態を確認しましょう。
初心者の方は、まず実店舗で購入して飼育に慣れてから、通販を利用するのがおすすめです。
水合わせの重要性と基本手順
エビを水槽に導入する際、水合わせは最も重要な作業です。
水合わせを怠ると、水温や水質の急変によりエビがショック死してしまう可能性が高くなります。
基本的な水合わせ手順
1. 袋ごと水槽に浮かべて水温を合わせる(20〜30分)
2. 袋を開けて、水槽の水を少量ずつ袋に加える(10分ごとに50ml程度)
3. 30分〜1時間かけてゆっくりと水質を合わせる
4. エビをネットですくい、水槽に静かに放す(袋の水は入れない)
点滴法による水合わせ
より慎重に水合わせを行う場合は、点滴法がおすすめです。
エアチューブを使い、水槽の水を1秒に1〜2滴の速度で袋に落とし、1〜2時間かけて水質を合わせます。
特にレッドビーシュリンプやシャドーシュリンプなど、水質に敏感な種類には点滴法が適しています。
水合わせを丁寧に行うことで、エビの生存率が大きく向上します。
アクアリウムのエビに関するよくある質問

ここでは、エビ飼育に関してよく寄せられる質問に回答します。
Q. エビだけの水槽(エビ水槽)は作れる?
**A:** エビだけの水槽は十分に可能で、むしろエビの魅力を最大限に引き出せる飼育方法です。
エビ専用水槽では、魚による捕食の心配がなく、繁殖も容易になります。
特にレッドチェリーシュリンプやルリーシュリンプのようなカラフルな種類は、エビだけの水槽で群泳させると非常に美しい景観が楽しめます。
エビ水槽を作る際は、水草を多めに配置し、隠れ家を確保することが重要です。
また、フィルターの吸い込み口にスポンジを付けて、稚エビが吸い込まれないよう対策しましょう。
Q. エビと一緒に飼える魚は?おすすめの混泳相手
**A:** エビと混泳できる魚は、口が小さく温和な性格の小型魚が適しています。
おすすめの混泳相手
メダカ:温和で口が小さく、エビを襲うことがほとんどありません。
ネオンテトラ:小型で美しく、エビとの相性が良好です。
グッピー:温和な性格で、エビと平和的に共存できます。
オトシンクルス:コケを食べる小型のナマズで、エビと競合しません。
コリドラス:底生魚ですが温和で、エビを襲うことはありません。
避けるべき魚
ベタ、エンゼルフィッシュ、ディスカス、大型のシクリッドなど、肉食性の強い魚や口の大きい魚は避けましょう。
参考:ミナミヌマエビと飼える生き物!小型熱帯魚からエビ、貝など10選
Q. エビがすぐ死んでしまう原因と対策は?
**A:** エビがすぐ死んでしまう原因は、主に以下の5つです。
1. 水合わせ不足
水温や水質の急変はエビに大きなストレスを与えます。
導入時は必ず30分〜1時間以上かけて丁寧に水合わせを行いましょう。
2. 水質の悪化
アンモニアや亜硝酸塩の濃度が高いと、エビは死んでしまいます。
定期的な水換え(週1回、水量の1/3〜1/4程度)を行い、水質を維持しましょう。
3. 過密飼育
水槽のサイズに対してエビの数が多すぎると、酸素不足や水質悪化を招きます。
適正な飼育数を守りましょう。
4. 水温の変化
急激な水温変化はエビに致命的です。
夏はクーラーやファン、冬はヒーターを使用して水温を一定に保ちましょう。
5. 農薬や薬品の混入
新しく購入した水草に農薬が残っていると、エビが死ぬことがあります。
水草は十分に洗浄してから水槽に入れましょう。
Q. 淡水エビと汽水エビの違いは?
**A:** 淡水エビと汽水エビの最大の違いは、繁殖に必要な環境です。
淡水エビ
ミナミヌマエビ、レッドチェリーシュリンプ、ルリーシュリンプなどは淡水エビで、淡水環境で繁殖できます。
卵から孵化した稚エビは、親エビと同じように淡水で成長します。
水槽内で自然に繁殖するため、初心者でも繁殖を楽しめます。
汽水エビ
ヤマトヌマエビは汽水エビで、繁殖には汽水(淡水と海水が混ざった環境)が必要です。
卵から孵化した幼生は海水に近い環境でないと生存できません。
淡水水槽では繁殖しないため、個体数管理が容易です。
飼育自体は淡水で問題ありませんが、繁殖させたい場合は汽水環境を別途用意する必要があります。
Q. エビの寿命はどれくらい?
**A:** エビの寿命は種類によって異なりますが、一般的には1〜2年程度です。
ミナミヌマエビ:約1〜2年
ヤマトヌマエビ:約2〜3年
レッドチェリーシュリンプ:約1〜2年
レッドビーシュリンプ:約1.5〜2年
寿命は飼育環境に大きく左右されます。
適切な水温管理、水質維持、栄養バランスの良い餌を与えることで、寿命を延ばすことができます。
また、ストレスの少ない環境(適切な隠れ家、混泳相手の選定)も長寿の秘訣です。
繁殖する種類の場合、親エビが寿命を迎えても次世代が育つため、長期的に楽しめます。
まとめ|自分に合ったエビを選んでアクアリウムを楽しもう

この記事では、アクアリウムで飼える20種類のエビを目的別に詳しく解説しました。
初心者におすすめのエビ:ミナミヌマエビ、ヤマトヌマエビ、レッドチェリーシュリンプは飼育が容易で失敗が少ない
目的別の選び方:コケ取り重視ならヤマトヌマエビ、観賞用ならカラフルな改良品種、繁殖を楽しむなら淡水繁殖可能な種類を選ぶ
飼育データの確認:水温、pH、飼育難易度、価格帯を比較して自分の環境に合った種類を選ぶ
失敗しない選び方:自分のスキルレベル、水槽サイズ、混泳相手、繁殖の有無、予算を総合的に判断する
購入時の注意:健康な個体を選び、丁寧な水合わせを行うことで生存率が大きく向上する
エビは観賞価値が高く、コケ取りや掃除役としても活躍する優秀な生体です。
自分の飼育目的と環境に合ったエビを選んで、アクアリウムライフを存分に楽しんでください。


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